2024/4/22 呼吸用保護具のフィットテスト義務化に追加がありました!
令和5年4月1日から、金属アーク溶接等作業を継続して屋内作業場で行う事業者に対して、
金属アーク溶接等作業中に発生する『溶接ヒューム』による健康障害を防ぐために、従事する労働者は有効な呼吸用保護具(以下マスクと言う)を使用しなければなりません。
そこで「継続」して行う「屋内作業場」の労働者は、マスクを適切に装着できていることを確認するため、フィットテストを1年以内ごとに1回実施することが義務となりました。
そして、令和6年4月1日から、作業環境測定結果が第三管理区分になった場合、措置が強化され、マスクは『要求防護係数を上回る指定防護係数を有するものでなければならない』とされました。
ということで、上記と同じく1年以内ごとに1回のフィットテストが義務化されました。
<対象マスク>
<対象外>
屋外作業で、「電動ファン付きマスク ルーズフィット形」はテスト不要です。
<テストを行う資格>
法廷上の資格はありませんが、フィットファクタの精度等を確保する為、十分な知識と経験を有する者が望ましいと言えます。
◯ フィットテスト方法の知識
◯ フィットテスト機器の準備およびその動作を観察する能力
◯ フィットテストを実施する能力
◯ フィットテスト不合格者の推定要因を見つける力
<フィットテストの実施>
◯ 業者に依頼する
◯ 毎年必要なのでテスト機器を購入する
◯ テスト機器をレンタルする
などありますが、定量的フィットテスターの金額は85~140万円程度と高額ですので、業者依頼などと比較して、自社に適正な料金で法遵守できるように計画しましょう。
2023/12/1 化学物質管理 > リスクアセスメントツールについて!!!
化学物質を使っている企業にとって、今後の管理手順などが来年から大きく変わっていきます。
特に皆さんは「リスクアセスメント」をどのように実施するのか、お悩みの一つではないでしょうか。
そこで何か手ごろなアセスメント手法が出ていないか調べたところ、「職場のあんぜんサイト」に CREATE-SIMPLE という支援ツールがありました。SDSなどを見ながらエクセルに入力していくだけのものです。一度試してみてはいかがですか。
・厚労省「職場のあんぜんサイト」『CREATE-SIMPLE』紹介ページ
・PDFはこちら:『化学物質管理 > リスクアセスメントツールについて!!!』(PDF)
2023/12/1 値上げラッシュの中での生き残り!
コロナパンデミック以降部材や物流関連の値上げがあり、電気など、企業として、特に製造業としては必要不可欠、かつ利益減に直接関係する項目の値上げがあり、家に帰れば食料品の値上げラッシュで家計費が圧迫される2023年もあと1ヶ月で新年を迎えます。
KESでは最近は、長期にわたりエネルギーなどの削減活動をしてきた組織の皆様には、そろそろ削減ではなく売上や社員のスキルアップ、技術力アップなど、増やす活動への移行をお勧めしています。
しかし、コストダウンを進めるにはどうしても電気使用量の削減が必須項目となっている企業があることも事実です。そんな中、使っていない部屋の電気を消す、退社時間20分前にエアコンを切る、という小さな?施策から、業務の流れや進め方などを根本から見直す企業が出てきています。
A社:ある部品製造を昼夜2部体制で製造していますが、多品種製造のため製造前の段取りに人手と時間がかかっています。段取りさえできれば少人数で機械を動かし必要個数を製造することができます。ということで、段取りを日中に集中して準備し、夜間業務の人数を最小限にすることでコスト削減できました。
B社:昼夜2部体制の製造業で、夜勤を20~翌朝5時としていました。電気使用時間削減の意味もありますが時間を見直し17時~翌朝2時に変更したところ、残業代削減ができ、コスト削減できました。
*これまでのコスト削減のための施策は、本当に根本的解決になっていたのか?という見直しも必要 かも・・・ ですね。
今月の一言:『紙おむつ』(PDF)
2023/8/29 CO2排出量の計算方法!
スコープ1とか2とか、政府の脱炭素のニュースに合わせて排出抑制を推進しようという話が最近多いようです。とは言ってもどんな係数で計算するの? どこまで細かく計算するの? という疑問が出てくるかと思います。
まずは電気やガソリンなど、自社で使用しているエネルギーからの排出量を把握しておくというのは、いかがでしょうか。今回簡単な【CO2排出量 算出シート】を入手しましたので、「活動支援」→「運用関連」へ掲載します。
『CO2排出量 算出シート』
今月の一言:『アウェアネスリボン』(PDF)
2023/7/25 KES審査員随時募集中!
環境ISO審査員補以上の資格をお持ちの皆様、少ない人数でもシステムを構築できる国内版環境マネジメントシステムの、KES審査員になってみませんか。
KES審査員では生活できませんが(苦笑)、組織と一体になって事業継続のお手伝いができます。「審査員募集中」ページにデメリット・メリットを掲載しましたので、読んでいただけると嬉しいです。「登録組織のためになる審査」「楽しい活動」がモットーのKESへのご参加、お待ちしています。
※「審査員募集中」へ
2023/5/15 コロナはとりあえず落ち着いた?
コロナがインフルエンザ同等の第5類となったことから、マスク着用も個人の判断によることになり、街中でもマスクをしていない方をかなり見かけるようになってきました。
電車内ではまだ着用している人の方が多いように感じますが、新幹線なども一気に乗車率が上がっていますし、京都へ仕事で行くと本当に海外の方が増えています。
しかし、感染者がゼロになったわけではありません。身を守る対策は継続していきましょう。
そんな中、感染防止のためにリモート審査をご要望により実施してまいりましたが、今後は原則現地審査とさせていただきます。
ただ、リモート会議も普通に行われるようになっている今、環境負荷や環境影響が極小さい・常駐人数が数人・業務体系が在宅ワーク中心になっているなどの組織(多サイト)に対しても、毎年の審査全てを現地審査とすることが妥当・有効か? という意見が内部から出ています。
KES環境機構内でも内規などの見直し・検討・確認も必要との考えがあり、現在様々は見直しを始めているところです。
まだ完全に見直し検討が終わったわけではありませんが、関東で見直した内容で皆様に早めにお伝えすべき項目がありますので、それにつきましては今月中に封書でお届けする予定です。
お手元に届きましたら内容をご確認のうえ、ご相談・お問合せがありましたら関東事務局までお願い致します。
2023/4/17 化学物質リスクアセスメント なるべく簡単な方法ないかしら?
厚生労働省からリスクアセスメントの支援ツールが出されています。初級編については4種類あります。
①コントロールバンディング
・対象:「液体または粉体を扱う作業(鉱物性粉じん、金属粉じん等を生ずる作業を除く)」
「鉱物性粉じん、金属粉じん等を生ずる作業」
・必要情報を入力すると、化学物質の有害性とばく露情報の組み合わせに基づいてリスクを評価し、必要な管理対策の区分(バンド)が示されます。
②クリエイト・シンプル
・対象:サービス業含めあらゆる業種に向けたもの
・大量(数KL、数t)から極少量(数ml、数g)まで対応
・選択肢から回答を選ぶだけでリスクを見積もれる。どこを改善すればリスクが下がるか確認できる。
③作業別モデル対策シート
・対象:リスクアセスメントの実施が難しい中小事業者など
・リスクレベルは考慮せず、作業別に代表的リスク低減措置を確認できる。
④爆発・火災等のリスクアセスメントのためのスクリーニング支援ツール
・対象:危険性
・「はい」「いいえ」だけでだ標的爆発・火災等の危険性・リスクを知ることができる。
・注意点として、すべての危険性を網羅しているわけではない。
一度検索してみはいかがでしょうか。
2023/3/09 構築導入講座・自己評価員養成1日コース ZOOM講座始めました!!
上記2講座は主に出張講座でお申し込みに対応してきましたが、ZOOM講座を始めることとなりました。
①ZOOM構築導入講座 3時間
原則偶数月に開催します(日程は「講座のご案内」に掲載)
日程が合わない場合はご相談ください。
②ZOOM自己評価員養成講座 1日コース:3名様まで
希望日をお知らせください。受講者がお一人でも対応いたします。
但し、講座内容に自己評価報告書の書き方などがありますので、講座時間内にPCで文を書いていただき、共有画面で見せていただいたりというやりとりがありますので、ある程度ZOOM操作に慣れていることが受講条件となります。
☆その他
メール・電話でのご相談のほか、ZOOM無料相談も始めています。
ZOOM無料相談の場合は、希望日時を2~3いただければ調整して招待メールを送らせていただきます。
ZOOMを使えない場合は(TEAMSなど)御社からの招待で、対応いたします。
小さなことでも結構です、わからない事はためずに気楽にご相談ください。
2023/2/20 3月のマスク着用は個人の判断 について!!
皆様には年末年始のご挨拶もしないまま、あっという間に2月も終わる時期となってしまいました。ホームページの更新が遅れましたこと申し訳ございませんでした。
個人的には昨年末に5回目のコロナ感染予防のワクチン接種を受けました。世の中もコロナに大きく振り回される状況がなくなってきそうですが、3月にはマスク着用についても個人や店舗、各企業で決めることになるとのこと。ただ、花粉の時期でもありますのでマスク着用を継続される方も多いかと思います。
KES審査もWEB審査ではなく、以前のような現地審査に戻ってきていますが、担当審査員のマスク着用は期間は決めていませんが、今後も継続していきます。
現地審査に戻ってきたとはいえ今後WEB審査がゼロになるかというと、便利なところもあり、適用範囲に複数サイトがある場合で、かつ環境負荷も小さく人数も少なくて、これまでなかなか現地審査にお伺いできなかった所などについては今後はWEB審査も併用させていただき、対応していきたいと考えております。
皆様も気持ちを緩めすぎずに、健康な日を過ごしてまいりましょう。
今月の一言 『アップサイクルとは』(PDF)
※「公開用・参考サイト」にも掲載しています。
2022/11/29 今後の化学物質管理の動向!!
現在化学物質は、労働安全衛生法の中の有機則・特化則などに沿って管理されていますが、各組織(企業)が、自律的に教育を行い、作業者の健康や環境を保護し化学品による災害を未然に防止ぐ管理体制の構築が進められています。
既に準備を始めている組織もあるかとは思いますが、まだ詳細が確定してない部分も多く、今後の動向をチェックしていく必要があります。
概要説明の資料を作りましたので、参考にしてください。
『化学物質の自律的管理の概要』(PDF)
※KES関東ホームページの「★活動支援サイト 環境法関連」にも掲載しています。
2022/10/13 法の施行及び改正のお知らせ!!
①2022年4月1日に「プラスチック資源循環法」が施行されました。
現在規定が適用されるのは「特定プラスチック使用製品の多量提供事業者(年5t以上)」と「プラスチック使用製品産業廃棄物等の多量排出事業者(年250t以上)」ですので、KES登録済みの皆様の中で適用を受ける組織はほぼいらっしゃらないかと思いますが、法等の適用調査表には追記していただき「適用外」としておいてください。
②2022年4月1日に道交法が改正され、10月1日に第二段の改正がありました。
環境活動とは直接的に関連はないかもしれませんが、「乗車定員11人以上の自動車1台以上、他の自動車(トラック含む)を5台以上所有している事業所」を対象として、
・安全運転管理者の選任と公安委員会への届出の義務
・目視確認に加えアルコール検知器を使い、運転者の酒気帯びの有無確認と、
記録の1年間保管義務
・アルコール検知器を常時有効に保持する義務
などが必要となっています。因みに、50cc以上の自動二輪は1台で0.5台換算になるそうです。
以上、該当が想定される組織におきましては、詳細を調査の上順守していただけますよう
お願いいたします。
2022/8/30 KESでの環境マネジメントシステムの構築を改めて教えてほしい!!
KES活動に取組んでまだ日が浅い組織の皆様、逆に長年取り組んできているけど環境管理責任者も変わったし、という組織の皆様、お待たせしました。KES環境機構が概要説明の動画を作成いたしました。
PDFやマニュアルサンプルでの説明もありですが、やはり動画がわかりやすいですね。
と言う訳で、KES関東のホームページの「公開資料・参考サイト」にアップいたしました。
いつでも自由に見ていただき、組織の環境教育にも使っていただけるようにいたしました。
長年活動取組みしていますと、こうなっているはずだ!のような思い込みもあったりします(審査員あるあるでもありますが)。たまには初心に戻ることもリフレッシュになるかと思います。
どうぞ皆様、有効に活用してください。
KESステップ1の概要説明
KESステップ2の概要説明
2022/7/27 コロナ感染拡大が続いていますが、事業及び環境活動への影響はいかがでしょうか!!
海外では熱波などによる山林火災が大きく報じられ、グリーンランドなどの氷も回復しようがないほど溶けて日々脱炭素活動に取組んでいらっしゃる企業にとっては、努力がかき消されてしまうような内容ばかりです。
でも、諦めてしまったら終わりです。コツコツと積み重ねていくことが今は大切な事と考えましょう。
最近はプラスチックへの風当たりが強くなっていることから、生分解性のプラスチックを使用しています、と言うと非常に聞こえも良く、環境に大きな貢献をしているような印象を持たれる傾向にあるようですが、本当にそうでしょうか。
環境活動に正解はありませんが、新しい情報が出たらすぐ鵜呑みにする! 飛びつく! ではなく、その情報に別の面からの見方はないのかも確認して、自分達の活動に取り入れる理由やメリットを明確にして取り込むようにしていきましょう。
『生分解性プラスチックとは?』(PDF)
(これまでに公開した資料等は「公開用・参考サイト」に掲載しています。)
2022/4/26 「SDGs」への関心を高めている企業が増えています!!
今のSDGsの内容は2030年までのアジェンダですが、KES登録企業でも環境活動目標との関連を明示したり、SDGsの活動と位置付けて取組みを始める組織が増えています。
とは言っても何すればSDGsの活動と言えるのかしら? という方も多いでしょう。
ほぼあらゆる活動を関連づけることができますが、まずはしっかり内容を理解した上で、他の組織がどんな活動取組みをしているのかなど、調査・勉強して自社に当てはめていきましょう。
参考の一つとしてあるKES登録企業の取組み事例をご紹介します。
『KES登録企業のSDGs活動事例』(PDF)
(「公開用・参考サイト」に、公開した資料等を掲載しています。)
2022/4/26 安衛法関係政省令改正により、国内の化学物質管理が抜本的に見直しとなるようです!! (化学物質規制体系の見直し・自律的な管理を基軸とする規制への移行)
現在の見直し(検討)内容について
・危険性、有害性が確認された全ての物質に対して、国が定める管理基準の達成を求め、達成のための手段は指定しない方式に大きく転換していきます。
・企業規模や業種に関わらず、少しでも危険有害性がある化学物質を扱う場合は、その全ての事業場で「化学物質管理者」の選任が新たに義務となる見込みです。
・将来的に特化則や有機則の対象物質を自律管理制度に移行することも提言されており、従来の特殊健康診断や、新規に自律管理対象となる物質の健康診断については、これから議論が進められていく見込みです。
※今後、数年かけて現在の674物質から約2900物質に規制は拡大予定です。
(労働安全衛生総合研究所HP参照)
★詳しく知りたい方は、厚生労働省が化学物質管理に関する講習会をオンラインで無料開催しています★
2022/3/9 早咲きの桜でほっと一息!
早いもので、もう3月に入りチラホラと早咲きの桜が咲いていて、春の到来を告げています。一方でコロナ感染拡大はまだ収束せず、ここ東京もまん延防止措置が延長されています。
世間ではSDGsに関連する活動やニュースが多くなっているように感じます。特に学校教育の現場でも、SDGsを教材の一部に取り入れている場面も増えているのではないでしょうか。企業としては、最初にSRを理解してどれだけ自社が社会的責任を果たしているのかを明確にして、そこからSDGsへ紐づけていくとわかりやすいですし、活動にも取り組みやすいのかな、と思います。
そんな中、KESパートナーである御茶ノ水にある 内外地図株式会社 で、面白い地図を見つけました。見せていただいたのは、「京都・奈良」「沖縄」版の<SGDs探求マップ + 修学旅行ワークブック>です。
SDGsを学べるスポットが紹介されていて、旅行のコース決めにも使えますし、自分達で発見したことを地図に書き込むこともできます。楽しみの中にも、次世代の担い手としての意識を持ってもらえるような地図になっています。修学旅行でなくても、KESの審査員の皆様、企業の皆様が旅行する時に使ってみるのも楽しいのでは!!
リリースニュース:SDGs探求マップ 「京都・奈良」
内外地図株式会社ホームページ
2022/1/10 2022年 明けましておめでとうございます!!
年が明け、コロナ感染者数が増えている状況ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
オミクロン株は感染しても重症化しにくいような日々のニュースですが、感染しないのが一番です。マスクや手の消毒など、感染予防は今年もしっかり継続してきましょう。
とは言っても審査は毎年実施されます。今年も状況を見ながら、日程変更(延期)やWEB審査への切換で乗り切っていきたいと考えています。業種によっては昨年の緊急事態宣言解除後の忙しさで、審査準備もままならず、日程の延期申込みもありました。
他にも運用上などなど、もしお困りのことがあれば早めのご相談をお願いいたします。どんなに小さな事柄でも結構です。
今年は寅年ですが、猫年のつもりで(?) ニャ~~んてことないさ!と笑顔で健康に過ごしていきましょう。
2021/11/11 外界の変化に目を向けよう!!
コロナに振り回されていた生活も少しは落ち着いてきたようですが、半導体不足・原材料などの値上がり・IT技術の進歩による雇用控え などなど世の中の変化の波はどんどん大波になっているような気がします。
この変化の波が津波になる前に、必要な情報を選択し社内の隅々まで共有(周知)できるような仕組みを構築することが、重要になっていると最近強く感じています。
環境で言えば、「脱炭素」がこれまで以上に大きく叫ばれる状況になってきています。
KESご登録の皆様、大丈夫これまでの活動=脱炭素の活動に繋がっています。但し、EMS(KES)の活動は <継続的改善と予防> です。継続だけでは足りないんです。
KES関東でも及ばずながら様々は情報を発信していますが、皆様も外部の情報を取り入れ、今の環境改善活動に少々味付けをして、売上や作業環境・生活環境がより良くなるような向上できる改善活動に繋げていきましょう。
*CSR・ガバナンス・ESG・BCP・バーチャルウオーター・カーボンプライシング・フェアトレード・エシカル ・・・・
さて、この中で知っている言葉は? 他に知っている言葉は? 説明できる言葉は?
今月の一言『『バーチャルウォーターを知ろう!』(PDF)
(「公開用・参考サイト」に、公開した資料等をまとめて掲載しています。)
2021/9/8 早くも季節は秋に突入です!!
コロナの情報に右往左往している間に季節はいつの間にか秋になっています。
あと3ヶ月半でお正月、テレビショッピングではおせちの予約が始まっています。
ついつい、この1年間何か有効な活動が実行できたかしらん、と、考えていた事柄と
実行できた数の少なさに気分が落ち込みそうになってしまいます。
しかし、落ち込んではいられません。
今朝のニュースではフードロスに立ち向かう大学生達の活動が取り上げられていました。
すばらしい活力です。年齢は関係ありませんよね。仕事でも日々の生活の中でも、自分が
できることを見定めて、コツコツと積み上げていきましょう。
KESの活動も日々の小さな活動結果の積み重ねです!!
今月の一言『身近にたっくさんあるユニバーサルデザイン!』(PDF)
(「公開用・参考サイト」に、公開した資料等をまとめて掲載しています。)
2021/6/24 今年も異常気象・・・異常が続くとこれが普通??
台風や大雨の季節がやってきました。昔のようなシトシトと雨が降る梅雨はどこへやら。
6~7月は、個人的には大好きなフルーツのサクランボ(佐藤錦)と
パッションフルーツが出る季節で楽しみにしているのですが、今年は遅霜で
収穫量が減っているようです。四国の方でもやはり遅霜でみかんの収穫に
大きな影響が出ているようです。
気圧の大幅な増減によって体調を崩す人も多いようで、最近では「気圧病」として認識されて
きていますね。アメリカでは熱波で気温が54℃なんて記録も出ているようですが、
日本の今年の最高気温もどこまで上昇するのでしょう。
毎日健康でいることの難しさ、ありがたさを感じながら、
生活することが必要かもしれませんね。
『夏に向かって健康第一!』(PDF)
(「公開用・参考サイト」に、公開した資料等をまとめて掲載しています。)
2021/3/11 季節のうつろい!(今月の一言)
今年は桜の開花が例年より早く、3月上旬で春の到来です。
とは言え、東京ではコロナ感染対策の緊急事態宣言が延長され、再延長か! という
状況です。 毎年花見で酔っ払いが出現し話題となりますが、今年は本当の意味での
花見となりそうですね。
卒業から、入学、入社と新たな生活が始まる方も多いかと思います。
コロナの影響で、生活や事業に打撃を受けている方も多いと思います。
でも・・・・ 希望を持って前進していきましょう。そんな気持ちだけでもしっかり
持って、一歩でも踏み出していきましょう。
『季節のうつろい!』(PDF)
(「公開用・参考サイト」に、公開した資料等をまとめて掲載しています。)
2020/11/02 コロナウィルスの収束見えず(無料相談をお使いください)!
相変わらず日々コロナウィルス感染者数は減少せず、安全な薬が手に入るのもまだまだ
先の様相が続いております。そんな中、仕事も含めて日々の生活があるわけで、経済
的ダメージをいかに少なくするか、できるか、という問題も各企業では発生している
ことと思います。
KES関東としては毎年茨城地区で「無料相談会」や「無料セミナー」を開催しており
ますが、今年度は開催の見通しも立たず、来年に向けてどのように皆様のご支援ができ
るのかを模索しているところですが、メールや電話での無料相談は随時お受けしており
ます。是非、どんな小さな疑問でも結構です、何か不明な点などありましたらどしどし
お問合せください。
安心して生活できる日常が、早く戻ることを願っております。
2020/8/24 フロン排出抑制法が改正されました(2020年4月1日施行)!
フロン回収破壊法がフロン排出抑制法に改正されて以降、第一種特定製品の3ヶ月毎の
簡易点検と記録の保管などが求められ、皆様、点検表を作りしっかり管理されている
ことと思います。 ただ、破損して大気中に漏れてしまうと、目に見えないものだけに
少々悩ましい点検ではありますが。
そんな中、この4月1日から罰則が強化されました。
フロン類が使用されている機器を廃棄したりする際、確実に回収したり、回収が証明
できない場合は引き取ってもらえない、などです。
簡単なパンフレットを入手しましたので、是非ご一読ください。
パンフレットはこちら
2020/7/31 コロナウィルス対応で起こるいろいろな延期や延長!
全国的に梅雨明けも遅く、コロナウィルスの感染も収束が見えず、なんとももどか
しい日が続いています。仕事の上でも様々な影響が出ていることと思いますが、
まずは健康と命が一番。予防対策はしっかり継続していきましょう。
そんな中、KES活動にも支障が出ている組織も多いかと思います。目標取組みと
同じくらい大切な適用法等の維持や順守チェックなどもスムーズに行かない状況も
あるのではないでしょうか。特にこの6月末日が本来であれば期限日である、産業
廃棄物のマニフェスト交付状況等の報告ですが、例年通り6月30日までに届出が
できていれば一番良いのでしょうが、そこまで手が回らなかった組織はご安心くだ
さい、提出日が10月30日までに延長されています。
KESでもいくつかの企業が審査延期となっていますが、確認審査でも更新審査でも
期限日を過ぎても登録は継続としております。
一部条件に合えばオンライン審査も初めています。8月以降が定期審査になっている
組織の皆様も、審査で外部から(東京方面から)人が社内に入ることなどに不安が
あれば、是非ご相談いただけますよう、お願いいたします。
2020/6/29 梅雨そして台風!
梅雨も折り返しの時期になってきましたが、局地的大雨が、更に地震もあってという
状況になっています。更にこれからは台風時期に突入です。
洪水や家や車の浸水、土砂崩れなど、今年も大きな災害発生が懸念されます。
一個人として気を付けても限度がありますが、何より「命」が一番大切です。
今まで問題なかったから大丈夫! が通じない自然環境となっています。
KES活動としても「緊急事態への準備と対応」の内容の見直しも必要になっている
時かもしれません。
皆様には、充分以上に充分気を付けていただきお過ごしいただけますよう、心より
願っております。
2020/5/31 緊急事態宣言の解除を受けて!
お知らせが2点あります。
1点は、緊急事態宣言が解除されたことを受け、4月以降延期していた審査活動を
6月から再開します。順次日程のご要望をお聞きしながら予定を組んでいます。
但し、まだコロナ感染予防は継続していく必要があります。もし第2波、第3波が
発生すれば、予定した審査日程をさらに調整していく必要がありますが、3密を避け
ての行動で収束することを願っております。
そんな中質問をいただきました。
「緊急事態で活動できなかった目標がありますが、どうすればよいですか?」
活動できなかった緊急事態の理由を記録しておいてください。進捗管理書では「中止」
とか「延期」等対応をご記入ください。その上で、適合性評価Cには絶対にしないで
ください。自組織で「緊急事態期間につき適合性評価の対象外とする」と決めていただ
ければ結構です。BCP対象として、どのような緊急事態対応をしていたのか自体が
環境活動と同等にもなるかと考えます。
もう1点は、登録企業の皆様には既にお知らせしましたが、事務局を移転します。
郵便物につきましては、転送手続きにより新住所へ配送されますが、宅配便は転送
手配できませんので、6月18日以降着の書類等につきましては、住所をお間違えない
ようご注意願います。
2020年度もKES関東は、環境パートナーとして皆様と共に活動のお役に立つ支援を
継続してまいりますので、運用その他どんな小さな疑問質問でも結構です。いつでも
お問合せいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
2020/4/7 首都圏緊急事態宣言を受けて!
有効な薬がなく、コロナウィルス感染の今後の動向が見えない今、医療体制の支援を
中心とした緊急事態宣言発令が確実となっています。
KES関東として、審査員にはマスク着用や検温等の予防対策を徹底していただいて
おります。一方で、一部審査員やKES登録組織の所在地が指定地域外である場合も
ありますが、審査等で組織にお伺いする場合の移動では、殆どの場合都心を通過します。
予防対策として3密を避ける、とありますが、電車移動がまさに3密状態です。
以上から、審査員がコロナウィルスの「運び屋」になることを予防するため、連休明け
5月10日までに審査日程が確定している審査を全て延期とさせていただきました。
今後の感染者数の増減などを見ながら、延期組織の審査日程の再調整、及び5月11日
以降日程が確定している組織の審査実行可否の判断を進めていくことと致しました。
確認審査は有効期限内ですが、更新審査につきましても非常事態ですので、5月以降で
有効期限が過ぎた場合でも、登録継続で対応いたしますので、ご安心ください。
また、コロナ騒動で今後事業に何らかの影響が出ることも考えられます。
KESは何より、環境パートナーとしての活動に重点を置いています。
今は、事業継続と社員の皆様の健康が最優先事項と考えます。活動項目によっては
確実な実行が難しいものもあるかもしれません。ご安心ください、事情に対応した
審査をさせていただきます。そのかわり、活動停止等何らかの変更があった時には
審査時に説明していただけますよう内容等の記録だけお願いいたします。
日程変更などで皆様にはご不便をおかけすることもあるかと思いますが、終息に向けて
協力し、審査では健康な笑顔でお会いしましょう!
2020年4月7日 9:30記
2020/3/10 コロナウィルス予防、しっかりしましょう!
店頭から、マスクが消え、消毒液が消え、デマが飛び、学校が休校になり、とにかく
様々な連鎖が起きていますが、皆様基本にかえって 「家に帰ったら手洗い・うがい」
しっかりして感染予防を実行しましょう!
先が見えないこの時期に審査日程を迎えているところもあるかと思いますが、心配事、
日程についてのご要望(日程変更含め)などございましたら、ご相談いただけますよう
宜しくお願いいたします。
感染拡大が終息することを祈って(事務局)
2020/1/30 3月に日立で無料のセミナー・相談会を開催します!
干支の一番最初、子(ねずみ)の年の始まりです。
何とか乗り切った! 楽しく過ごせた! やるべきことが山積! 等々
様々な思いがあっての新年と思いますが、健康と事業継続が大切なことは毎年変わり
ません。そのためのお手伝いに少しでもお役に立てるよう、KESも審査員研修会等で
勉強を積んでまいります。 また、
ご担当者の負担をなるべく軽くしていただき、無理のない楽しい活動にしていただけ
ますよう、相談会やメールによるお問合せなどの無料支援を、今年もどしどし有効に
活用していただけることを願っております。
KES活動の継続と益々のご発展を祈り、本年も宜しくお願い申し上げます。
合わせて3月の無料セミナー・相談会のお知らせがあります。
(公財)日立地区産業支援センター様主催で開催されます。
昨年7月19日に㈱ひたちなかテクノセンター様主催で開催した内容とほぼ同じものに
なる予定ですが、
・昨年出席できなかった皆様
・KES(環境マネジメントシステム)に関心はあるけど検討中の皆様
・一度KESを返上したが、もう一度企業改善や社員の方々の意識改革などに使いたい
という思いをお持ちの皆様 などなど
セミナーだけ、相談会だけ、というお申込みも歓迎いたします。
お申込みの様式はこちら
2019/11/27 年末 大掃除は何故するの! (今月の一言)
今年は(も?)異常気象のオンパレードでした。まだまだ大雨被災対応が続いている
組織も多いことと思います。 被災の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
とは言え、2019年も確実に終わりに近づいています。
平成最後の年+令和元年 ということで、飲んべさんにとってはW忘年会ができると
喜んでいらっしゃるかもですが、年末恒例の大掃除。
いかが計画していらっしゃるでしょうか。
家の大掃除はもちろんですが、実は会社も大掃除をしないと!
ということを知っていただき、歴史と法律を紐解いてみるのはいかがでしょうか。
但し大掃除の内容は決まっているものではありませんので、自分達にとってはこれが
大掃除!という範疇で実施していただければよろしいかと思います。
さてさて、きれいになった会社(家)で新年を迎えることにいたしましょう。
印刷用PDFはこちら
(「公開用・参考サイト」にもアップしてあります)
2019/11/25 茨城地区:無料セミナー・相談会のご案内!
日立地区産業支援センター様主催のKESセミナーと相談会を無料で開催いたします。
日程は2020年3月10日を予定しております。
近くなりましたら、改めて茨城地区の皆様にはご案内する予定ですので、ふるっての
ご参加宜しくご検討お願いいたします。
2019/10/9 異常気象が続いていますが!
台風15号の影響で千葉では甚大な被害があり、停電や家屋の復旧がまだまだのところ
10月発生は珍しいと言われていますが、今週末には台風19号が・・・・
しっかり日本縦断となりそうですが、KESご登録の皆様、被害のほどはいかがで
しょうか。
改めて被害にあわれた皆様には、お見舞い申し上げます。
今年は九州や広島方面でも大雨があり、被害などをお伺いするにも範囲が広く、また
いつ何時自分たちも気象被害にあうか予測がつかない状況になっています。
緊急事態対応で対応しきれるのか・・・・・ 難しいところかと思いますが、そしてKES
ではシステム運用や登録の継続についてのご相談しかお受けできませんが、何かありま
したら小さなことでも結構です。ご相談いただけますよう、お願い申し上げます。
今回の台風19号もそうですが、風台風となっています。
先日お伺いしたところでは、廃棄物保管の60×60cmの掲示が紛失、工場外に設置し
た喫煙室が移動していた、工場で雨漏りが、といろいろ起きているようです。
何かが飛んで紛失する程度ならいいのですが、それが近隣の家屋や車を傷つけるような
ことになれば一大事です。
今年の台風被害をもとに、被害を受けなかったところでも、是非台風の前準備や何を
確認すれば安全対策になるのかなどを、緊急事態の対応策としていただければと
感じています。
皆様お怪我などないように、充分気を付けて週末をお過ごしください。
2019/10/9
2019/5/14 これまで発行した「今月の一言」をまとめました!
確認審査のご案内などで配布しております「今月の一言」を、トピックスとして
ホームページに掲載してきましたが、メニューの一番下に「公開資料・参考サイト」を
開設して、まとめて見ていただけるようにしました。
過去にさかのぼって資料を探す手間を省き、A4でダウンロードできますのでそのまま
社内の勉強会資料にもお使いいただけます。
情報としては、3~4カ月毎にアップしていく予定です。
またKES関東から発行するだけでなく「こんな情報調べてほしいな!」というご要望が
ありましたらお知らせください。これからの「今月の一言」候補とさせていただきます。
公開資料・参考サイト
2019/1/25 遺伝子組み換え大豆!
最近よく目にする「遺伝子組み換え 云々」
特に女性や買い物をよくされる方は、いろいろ買う時に原産国や原材料などに気を
付けて、商品の裏側などを読んでいらっしゃるのではないでしょうか。
私も最近豆乳をよく購入するのですが、「遺伝子組み換えでない大豆」という部分が
気になっています。じゃあ、他に「遺伝子組み換えをした大豆」という記載のある
商品があるのかとみてみるのですが、なかなか見つけられません。
そこで、遺伝子組み換えについて少し調べてみました。
印刷用PDFはこちら
2019/1/1 2019年 明けましておめでとうございます!
2018年は災害や台風など多く、異常気象オンパレードの年でした。
今や異常気象が日常的な状況になってきていますので、災害対応も考慮しながらの
環境活動(緊急事態対応)も必要になってきているのかと感じております。
そんな中、是非KES登録企業の皆様には、プラス思考でPDCAを継続し、暮らし
やすく楽しい生活環境を目指していただきたいと思います。
年が明けての2月には、関東地区での無料セミナーも開催いたします。
→12月25日のトピックスに掲載中
神田事務所・武蔵小金井の事務局では無料相談を随時受け付けております。
定期的に開催している茨城地区の無料相談も予定しております。
また、メールでのご相談も随時受け付けております。
まだまだ審査直前にパタパタと準備・・・というところもあるかと思いますが
早め早めのお問合せ・ご相談で、負担(心も体も)のないKES活動にして
いただけますよう、お願い申し上げます。
KES及び環境マネジメントシステムを取巻く環境の変化を、私共審査員も受け止め
理解し、皆様のお役に立つ審査・アドバイスができるよう勉強してまいりますので
本年も、宜しくお願い申し上げます。
KES関東代表 田中しのぶ
2018/11/14 SDGsとは!
最近議員さんとか企業のトップとか、上着にいろいろな色でドーナツのような丸い
バッジをつけているの見たことありませんか。
当然議員バッジではありません。 SDGsのバッジです。
ではSDGsとは?
印刷用PDFはこちら
2018/8/31 日立市「無料セミナー・無料相談会」のご案内!
(公財)日立地区産業支援センター様主催のKES無料セミナー・無料相談会が
9月20日に同センターにて開催されます。
環境マネジメントシステムをとりまく環境に、昨今変化が生じています。
その状況も含め、「目標設定のヒント(CSRとSDGs)、KES規格7版について」
講師としてKES関東代表 田中がお話しさせていただきます。
6月ひたちなか市開催のセミナーと基本的な内容は同じですが、KESについての
説明もしますので登録されていらっしゃらない事業所様も是非ご参加いただき、環境
マネジメントシステムの概要だけでもご理解いただければと考えております。
まだ受付けいたしますので、是非ご参加をご検討ください。
9月20日の申込用紙はこちら
2018/5/21 ひたちなか市「無料セミナー・無料相談会」のご案内!
株式会社ひたちなかテクノセンター様主催のKES無料セミナー・無料相談会が
6月12日にひたちなか市商工会議所にて開催されることが決まりました。
環境マネジメントシステムをとりまく環境に、昨今変化が生じています。
その状況も含め、「目標設定のヒント(CSRとSDGs)、KES規格7版について」
講師としてKES関東代表 田中がお話しさせていただきます。
今回ご都合により参加できない場合は、9月に(公財)日立地区産業支援センター様
主催による開催も計画しておりますので、そちらに是非ご参加ください。
6月12日の申込用紙はこちら
2018/4/9 「地球温暖化防止 学習プログラム」の紹介!
京都府地球温暖化防止活動推進センターが作成・発行している学習プログラムから
温暖化についての大人用クイズや解説をご紹介します。
社内の勉強会などにご使用ください。
コピーなどで外部でのご使用などはお控えください。
全てが皆様の活動や生活にドンピシャではないかと思いますが、この解説の中には
ないけど、こんな方法もあるよ! という方がいらっしゃれば、是非追加しながら
使っていただければと思います。
PDF資料(ファイルサイズ:2.6MB)はこちら
2018/3/19 蛸(タコ)、食べてます?!
茨城県にはKES関東がご支援している登録事業所が多いのですが、この茨城県実は
干し芋生産量が多いだけではなく、ひたちなかでは「加工蛸生産量」が日本一なんです。
蛸の漁獲量は1位北海道(18,000t)、2位兵庫県(2,200t)、3位岩手県(1,100t)
ですが、加工品はモーリタニアなどからの輸入蛸が中心です。
そもそも蛸ってどんな生き物なんでしょうか。
実は貝などに近い種類で「軟体動物」です。
イカも同じ仲間ですが、ここで疑問一つ!!
貝に近い種類なのに、なぜ貝殻がないの? 実はあるんです。
イカを開くと白い透明な平たい骨のようなものありますよね。これが貝殻の名残りです。
蛸の場合は殆どの種類で退化(進化?)してなくなっていますが、アオイガイの種類は
貝殻(タコブネと呼んでいます)を作り、それに乗って海原を漂って生きています。
そして、一般的に私たちが食べている蛸は、真蛸・水蛸・飯蛸・ヤナギ蛸・・・ですが、
他にも多くの種類がいて、面蛸(メンダコ)という不思議な形の蛸もいます。
皆さんも興味がある生物の種類とか、変わった種類などを調べてみませんか。
バッタでも様々な種類がいるように、生息する場所や高度・深度などによって多様な
姿かたちで精一杯生きているんです。
そしてそんな地球環境の恩恵で、私たち人類が生きているんです。
2018/1/14 最近「フェアトレード」の製品を見かけることが増えていませんか!
そもそも「フェアトレード」とはなあに?
例えば、途上国と先進国・企業同士・雇用間の取引にアンフェアな状況があるから
フェアな取引をして、お互いを支え合おうというのがフェアトレードのコンセプトです。
例えば私たちの身の回りの衣類や家具、カーペットや生活用品は、多くの国や人の手を
通って日本に届いています。
でもその裏側には、十分に生活することができない賃金で働き、貧困に苦しむ途上国の
生産者たちがいます。その中には、児童労働者として働き、教育を受ける機会を奪われて
いる子どもが多くいます。
つまり、フェアトレードとは、生産者が人間らしく暮らし、より良い暮らしを目指すため、
正当な労働や値段で作られたものを売り買いすることです。
フェアトレードの基準には、労働者に適正な賃金が支払われることや、労働環境の改善、
自然環境への配慮、地域の社会・福祉への貢献などが含まれ、「子どもの権利の保護」
および「児童労働の撤廃」も盛り込まれています。
(SRやSDGsの課題にもこんな言葉がありますね!)
では、フェアトレード製品をどのように見分けて購入すればいいのかという疑問が。
世界的に共通な決まったマークがあればわかりやすいのですが、フェアトレードには
いくつもの種類があります。
フェアトレードの種類(例)はこちら
2018/1/4 2018年の始まりです!
KESパートナーの皆様、
「明けましておめでとうございます!!」
本日4日から仕事始めの方も多いかと思いますが、充実したお正月をお過ごしのことと
思います。今冬は寒さも厳しい予報ですが、インフルエンザなどに充分気を付けて
健康な1年になりますよう、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
今年も運用その他でご不明な点・ご質問などありましたら、どしどし当事務局へお問合せ
ください。小さな小さな疑問で結構です、小さな疑問も溜め込んでしまうと、すぐの
対処が難しいような大きな問題になってしまいます。
また、事務局と皆様との距離を近いものにするためなどのご提案やご要望もお待ちして
おります。
環境面から言うと、今年もどのような異常気象・災害発生があるのか心配ではありますが
日々の業務や事業活動をPDCAシステムを使って、売上や作業効率・作業環境をより
良く向上していただけますよう、一緒にお手伝いするために我々審査員もスキルアップ
に励みますので、本年も宜しくお願い申し上げます。
2017/11/13 自動車の発展、未来は?!
世界で最初に誕生した自動車は、1769年(日本は江戸時代)の蒸気自動車でした。
大砲を運ぶための荷車のような形で、時速も10km以下だったそうです。
しかも、世界初の交通事故車(ハンドル切り損ねて壁に激突!)だそうです。
その後、電気自動車→ガソリン車と開発・改良が進み、スピードが出るようになると
競争したくなるようで、世界初の自動車レースは1896年に開催されています。
日本車にも数々の名車がありますが、国産初の車は1904年(明治34年)に作られ
た「山羽式蒸気自動車」ですが、残念ながら実用化はされませんでした。
その後ガソリン車が開発され今に至る訳ですが、今後の主流はガソリン車なのか、電気
なのか、水素なのか、あるいは・・・・
自動運転や空飛ぶ車も開発されつつあるようで、昔夢見たSFアニメのような世界に
なっていくのでしょうか。
でもねでもね、日本初の蒸気自動車が個人用ではなく、乗合自動車(今のバス)として
作られたなんて、なんか日本人っていいな、と思ってしまいます。
「山羽式蒸気自動車」→ 写真はこちら
2017/11/13 確認・更新審査の判定について!
8月からKES関東に「判定委員会」を設け、確認審査の判定を実施してまいりました。
3か月の実績から今後の継続が可能と判断し、今後の確認審査及び来年からの更新審査
の判定も、KES関東の判定委員会で行うことといたしました。
本来各月20日までが受審期日のところ、京都へ資料等送る日数が必要なため、以前は
この期日を数日前倒ししていましたので、審査可能日数が1か月ありませんでした。
ですが、今後は各月21日~翌月20日までが受審期間となります。
登録証の発行(変わらずKES環境機構)など、そのほかは変更ありません。
2017/8/4 外来生物の怖さ!
天井裏で動物の声がする!電線の上を猫じゃない動物が渡り歩いている!
よく見ると鼻筋が白く・・・・ハクビシン
カメが何匹も重なって甲羅干しをしていて長閑な光景、と思ったら
大きくなったミドリガメ・・・・昔住んでいた石亀たちがいない
これらは随分以前から話題になって、最近では「またか」という内容ですが、先日は
「ヒアリ」という体は小さいが非常に攻撃的なアリがコンテナから見つかったという
ニュースがありました。
外来種ってそんなに悪い影響を及ぼすものばかり?
今や、春のタンポポもザリガニも白詰草(クローバー)も群れをなすインコも周りは
外来種だらけ、と言っても過言ではないくらいです。
何となく私たちがいつの間にか馴染んでしまっている感がありますが、最近思うに
怖いのは「強い毒」「攻撃性」を持った生物が日本に入ってくることかと。
日本には毒を持った生き物が少なかったので、見分ける知識も攻撃を受けないための
方法や準備に疎いのではないでしょうか。
昔は日本に南方の生物が入っても、冬の寒さで繁殖できませんでしたが、今は地球
温暖化の影響もあり、気温が充分高く、越冬できる生物が増えています。
環境活動継続中の皆様、生物多様性は確かに大切な項目ですが、何でも増やせば良い
というものでもありません。毒を持った外来種(動物も植物も)や海外から入ってくる
病気のニュースにも耳を傾けていきたいものです。
2017/8/4 エアコンを快適に使うグッズ!
これから本格的な暑さが続く季節となりますが、部屋の中、なかなか均等な涼しさに
なりません。苦労しますよね。
そんな訳で皆様いろいろな工夫をされているかと思います。
ファンで空気を対流させたり、風の向きを変えるカバーを付けたり・・・
そんなグッズの一つに、風を撹拌する羽をつけている企業がありました。
人って、温度の低い空気の中にいるよりも、多少温度が高くてもやんわりとした風が
あると涼しく、心地よく感じるんだそうです。
目新しいグッズではありませんので、ご存知の方も多いかと思いますが、やんわりと
した風も「節電と我慢しない環境活動」の一つとしてご検討ください。
→ 写真はこちら
2017/3/10 障害関連のシンボルマーク!
審査やコンサルでの移動中のみならず、日頃思うことですが、、、、電車や駅等で
席を譲ったり声かけをする場面をあまり見かけないような気がします。
席を譲る声が聞こえたかと思うと、私から見てもかなりご年配の方に、私よりも年上の
方が声掛けしていらっしゃる、しかもほぼ女性です。
道で車椅子の方が段差で不自由しているところでは、買い物帰りの女性が荷物を置いて
駆け寄るそばを、「あなたの方が力ありますよね!」という男性達が何も見えていない
ようにスタスタ通リ過ぎる。
20才前後の若者が「何で年寄に席譲んなきゃいけないのか訳分かんねぇ」 と
話しているのを聞いたこともあります。 寂しいですね。
こういった人ばかりではないのですが!
そんな時障害に関するシンボルマークを見つけました。
ご存知の方も多いと思いますが、私は知らないマークがいくつかありました。
参考に掲載します。(勉強会資料としてもお使いください)
全ての人に平等な生活環境になることを願って! こちら→
2017/1/6 2017年に向けて!
新年明けましておめでとうございます。
今年も「経済優先」という事だそうですが、震災からの復興 そして生活が潤うのは
いつになることか、不安もありますが元気な1年を目指しましょう。
さて、もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ホームページに新しい項目が
増えました。
「登録事業者からのご案内・PR」 です。
現在1社から 生物多様性 についてのご案内・PRが掲載されています。
是非お読みいただき、掲載ご希望がございましたら、どしどしお寄せいただけますよう
お願い致します。 もちろん無料です!
1)KES普及活動の継続
2)審査員のスキルアップ活動の継続
3)登録事業者様同士、登録事業者様とKES関東との交流強化
KES関東は、上記3項目を本年目標として活動を進めてまいります。
審査時のアンケートも改めて実施致します。
ご意見・ご要望を、これからの皆様へのご支援に役立てていきたいと考えております。
以上、本年もよろしくお願い申し上げます。 (KES関東事務局一同)
2016/12/18 2016年を振り返って!
KESの取組みでお困りのことは発生していませんでしょうか。
2016年は改正されたKES規格第6版対応での確認審査の1年でしたが、説明を十分に
お届けできず、有効期限が3年になって審査も3年に1回と勘違いされたり、マニュアル
から必要な文言がもれているための修正など、皆さまには一部お手数をお掛けした1年と
なりました。
一方で熊本地震や三陸での震度5前後の地震が発生し、東日本大震災を思い起こすような
こともありました。
「環境改善活動の推進を!」などと言っていられないような世間の状況かとも思いますが
事業活動を推進していく上では「環境+社会的責任」を企業が果たすことも強く求められ
ています。
「取引先から環境登録の有無など全く聞かれないけど、本当にKES登録は必要?」
という質問をいただいたこともありました。
確かに、KES登録をしていると何も聞かれないかもしれませんね。それは取引先様が
御社が登録を受けていることをご存じだからです。逆に顧客要求があるのに登録されて
いらっしゃらなければ、環境登録の有無だけでなくシステムや順法体制の構築の有無に
ついてなどもアンケートなどで質問・指摘を受ける場面が増えるのではないしょうか。
KES登録は「環境のため」も少しありますが、「顧客要求対応=取引の継続」「業務改善
=業務効率化」「全員参加の活動=社員の提案力・スキルアップ」「CSR(企業の社会
的責任)の構築=顧客からの信用アップ」などが本当の目的です。
今年も無料相談で当事務所へお越しいただいたり、電話・メールでのお問い合わせもいろ
いろいただきましたが、まだまだ少ないかなと感じております。
ほんの小さな事と思われても積もれば大事になることもあります。
来年も是非「?」があればいつでも当事務局へお問合せください。
以上、明るく笑って2017年を迎えましょう。 KES代表 田中しのぶ
2016/9/21 「労働安全衛生法」 一部改正のお知らせ!
一定の危険有害性のある化学物質(現在640物質)について
1.事業場におけるリスクアセスメントが義務付けられました。
2.譲渡提供時に容器などへのラベル表示が義務付けられました。
(参照:活動支援サイト→環境法関連)
☆対象事業場=業種・事業場規模に関わらず、対象となる化学物質の製造・
取扱いを行うすべての事業場(製造業、卸売、小売業、飲食店、医療関連 他)
☆対象事物質=安全データシート(SDS)交付義務対象の640物質
(今後対象物質が増える可能性あり)
☆法律上の実施義務
①対象物質を原材料などとして新規に採用したり、変更したりするとき
②対象物を製造し、または取り扱う業務の作業方法や手順を新規に採用
したり変更したりするとき
③前の2つに掲げるもののほか、対象物による危険性または有害性などに
ついて変化が生じたり、生じるおそれがあったりするとき
※新たな危険有害性の情報が、SDSなどにより提供された場合など
☆原則ホームセンターなどで購入できる一般的な溶剤などは対象とはなりません
が、書かれている使用方法以外の取扱いをする場合は、リスクアセスメント
実施対象となります。
(相談窓口案内書は→こちら)
原則使用物質や手順を変更しなければリスクアセスメントの実施義務は発生しま
せんが、対象となる物質の有無や何に含まれているのかなどの調査は必要です。
この調査を、活動目標に設定して確実に作成する方法もありますが、一覧表の
サンプルを掲載しましたので、参考にしてください。
2016/7/3 茨城地区 無料相談会開催のお知らせ!
日頃の環境改善活動への取組み、ありがとうございます。
日が迫ってはおりますが、今月7月27日(水)28日(木)いずれも9~12時に
㈱ひたちなかテクノセンターのご協力を得て、テクノセンター第一研修室に於いて
「KES 無料相談会」を開催いたします。
中長期目標の設定について、計画書の書き方、今の目標は自社あるいは世の中の動きに
会ったものだろうか、規格のこの内容よく理解できていないが今更聞けない?、などなど
電話やメールよりもお会いしてお話しした方が、より理解が深まる事もあります。
是非、お申込みください。
「無料相談会のお知らせ」はメール又はFAXで配信させていただきますが、KES関東
ご登録の皆様に加え、KES環境機構・東日本環境機構にご協力いただき、両機構に
ご登録の皆様にもご案内させていただきます。
また、KES関東ホームページからのお申込みも受け付けております。
無料相談会のご案内はこちら。
申し込み先 kanto.office@kes-k.org
FAX:050-5803-9589
同時に、7月27日13時から㈱ひたちなかテクノセンター主催によります
「環境マネジメントシステム活用セミナー」が開催されますので、こちらもふるって
ご参加いただけますよう、宜しく御検討お願いいたします。
環境マネジメントシステム活用セミナーのご案内はこちら。
2016/6/6 SR(企業の:社会的責任)で取り上げられている課題事例の紹介!
KESではステップ2SRの規格を発行していますが、社会的責任ってどんな内容?
とのご質問を時々いただきます。KESステップ2SRの「構築の手引き」を読んで
いただければ把握できるのですが、わざわざ購入するのも・・・・と思い、PDFですが
「活動支援サイト」の「運用関連」に掲載しました。
実際に取組みたいとお考えの時に、資料を購入していただければ充分と思います。
なお、ステップ2から2SRへ移行する場合は、コンサルに加え、審査時間もこれまで
より1時間長くなります。
ステップ2SRの登録は受けないが、今の活動にSRの要素を取入れたい、という
場合は、今回掲載のPDF内容をご検討の上、目標に加えていただいて結構です。
因みに、現在のKESステップ1・2には、SRの中核課題である「環境」を追加して
あります(規格6版)。
2016/5/1 九州地方震災の関係者皆様へ!
お見舞い申し上げます。
テレビで地震速報が出るたびに、ドキッゾクッ の連続ですが、現地の方々の精神的
ご苦労を思うと何もできない自分に涙が出そうになってしまいます。
先日長時間のバス移動で、これがエコノミック症候群かも? といった症状に合って
しまいました。 震災関連被害もこれから更に発生するのかと心配ですが、普通の
生活に戻るまでの期間が本当に大変かと思います。復興を心よりお祈り申し上げます。
2016/5/1 活動期間変更時の対応!
KESによる環境改善活動の期間ですが、殆どの組織で、活動開始や登録審査の時期で
決まった期間にしていらっしゃるかと思います。
最近この活動期間を変更したいが、という内容をご相談をいくつか受けましたので、
注意点等をQ&Aで簡単に書いておきます。
Q1:期間はやはり社の会計年度に合わせた方がよいのか?
無理に合わせる必要はありません。
メリット = 物量だけでなく経費等も含めまとめやすい
デメリット= 期末の忙しい時期に環境影響評価や自己評価、記録類のまとめ、
新年度の目標設定、マニュアル見直し等を実施しなければならない。
(更に忙しくなる?)
Q2:6~5月を4~3月に変更したい。決めたのは2015年10月。
①10月の決定内容の記録(議事録等)を残す
②2016年2~3月にこれまで5月に実施していた、順守評価・自己評価・最高
責任者評価・法適用調査・環境影響評価・マニュアル見直し等を終わらせ、
新年度となる2016年4月~2017年3月の計画書を作成する。
2015年度分の進捗管理書の2016年4・5月の欄は斜線で消しておく。
③付表-1、マニュアルを改訂する。
④2016年3月実施の最高責任者評価記録の見直し事項2-② その他のシステムの
変更の必要性の有無・・・ のところに、活動期変更の旨記入しておく。
2016/2/7 使用済み切手の行方!
ペットボトルのキャップを集めて寄付する活動「世界の子供にワクチンを!」を
環境目標に設定している場面を最近よく目にしますが、使用済み切手を集める活動を
目標にしている組織もいらっしゃいます。
そこで、使用済み切手の行方をインターネットで調べてみました。
単純に個人で利益を得るために募集しているサイトもありましたが、殆どが様々な活動
支援のために集めていました。いくつかを紹介します。
☆JOCS(日本キリスト教海外医療協力会)
募集対象:使用済み切手(周囲1cm残す)、書き損じ葉書、外国コイン等
活動内容:アジアやアフリカの保健医療事情向上
☆公益財団法人 緑の地球防衛基金
募集対象:使用済み切手(周囲1cm残す)、書き損じ葉書、外国コイン、
テレホンカード他カード類 等
活動内容:中国・タンザニア・キリマンジャロでの植林
☆公益財団法人 日本郵趣協会
募集対象:使用済み切手(消印を切らずに残す)
活動内容:「手紙を書こう!プロジェクト」
☆シャプラニール「ステナイ生活」
募集対象:使用済み切手(周囲1cm残す)、書き損じ葉書、外国コイン、
テレホンカード他カード類、本 等
活動内容:アジア・被災地等の教育・生活向上等
これら使用済み切手は国内外のコレクターや業者(新品の切手ではなく、珍しい消印
や切手を集めています)に購入してもらうことで換金されます。
取引きの単位は枚数ではなく、封筒からはがさずに消印を含めた周囲5~10mm、
あるいは切手の周囲5~10mmに切り取られた状態での重さになります。
1月又は2~3ヶ月に1回集計する! という目標値にして、実績値を重さで出せば
それほど時間をかけることもなく、活動を継続できます。
また、植林のための活動団体へ寄付することにすれば、「生物多様性への貢献」という
目標にすることもできますね。
2016/1/8 謹賀新年!
新年明けましておめでとうございます。
経済状況の上向きを願い(願いだけで終わらないことを祈りつつ)、皆様のご健康と
ご多幸をお祈りいたします。
目の前の経済が優先され「持続可能な発展への貢献」がやや置き去りになっている感が
あるこの頃ですが、環境ISO14001が改訂され、今後の取引先様からのグリーン調達
内容の変化の有無も気になる2016年の幕開けかと思います。
当事務局でも、ISO改訂に伴う情報が入手できましたら、随時お知らせしていきたいと
考えております。
また、環境マネジメントシステム構築への要求が弱くなったように見えたとしても、
これらシステムが今後も必要であり、かつ要求され続けることは必須ですので、更なる
ご支援ができるよう、我々KES審査員も意識・知識の向上を心がけてまいります。
皆様には、運用上ご不明な点など出た段階で、随時「無料相談」「コンサル」を是非
ご利用いただけますようお願いいたします。
コンサルの標準料金は以下となっております。
1~1.5H:8,640円、1.5~2H:12,960円、2~3H:17,280円
電話・メール・来訪での「無料相談」は高橋主幹審査員が担当しております。
当事務局宛、あるいは高橋本人への直接連絡でお受けしております。
(無料相談はなるべく1時間以内程度の内容でお願いいたします。)
また審査時には審査時間を有効に使って担当審査員へどしどし質問してください。
以上、本年も宜しくお願い申し上げます。 KES関東 事務局
2015/12/07 「安全文化」という言葉を知っていますか!
組織の「安全文化」という言葉は1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故を契機に
使われ始めましたが、今では労働災害の一層の減少を図るために、危険性又は有害性
などを調査し、職場から危険をなくし、安全教育の徹底を図ることなどにより
「労働者の安全と健康を最優先する企業文化」として使われています。
安全文化は、組織全体として(トップから現場の一人一人)安全最優先の意識を持ち、
安全確保に向けて取り組んでいる状態を言います。
そして安全文化を創るには、現状を把握し、役割・責任・権限を明確にし、不具合に
対しては原因調査の上対処し、教育・訓練を行い、手順などを明確にして、見直しを
するとともに、再発防止(予防)をしていく・・・・・
環境マネジメントシステムのPDCAサイクル(計画→実行→点検・見直し→評価)と
同じですね。
人が死んでも地球は困りませんが、会社や家族は困ります。
事故や作業ミスの原因は多くの場合人のミスですが、「誰々さんが悪い!」ではなく
組織として事故やミスを減らしていく文化を構築していく必要がある、ということです。
そのためには現場作業の人の技術や知識を高める(社員を育てる)ことや、効率的な
手順を決めたり、報告・見直し・提案ができる文化を育てることが大切になってきます。
事故や不良発生が多いと感じている組織があれば、安全文化(Safety Culture)構築
をEMSに重ねて活動するのも、一つの対策になるかもしれません。
安全衛生推進のために使えるポスターなどもあるようです。
一度インターネットなどで調べてみませんか!
2015/9/14 平成26年(2014年)11月1日施行の法改正情報!
情報入手及びお知らせが遅くなりました。化学物質をお使いの事業所様には、既に
情報入手されているかと思いますが、詳細リンクを活動支援サイトに載せました。
対象物質を使っている場合は、最新版のSDSの入手状況をご確認ください。
*ジメチルー2,2-ジクロロビニルホスフェイト(DDVP)
表示対象物、特定化学物質の特定第2類物質に位置付けられ、
特別管理物質になりました。
*クロロホルム他9物質 が有機溶剤から特定化学物質へ移行されました
クロロホルム・四塩化炭素・1,4-ジオキサン・1,2-ジクロロエタン
ジクロロメタン・スチレン・1,1,2,2-テトラクロロエタン
テトラクロロエチレン・トリクロロエチレン・メチルイソブチルケトン
上記10物質が特定化学物質の特定第2類物質に位置付けられるとともに特別管理
物質になりました。
特別管理物質=発がん性を踏まえた管理(作業記録・検診記録等)が義務付けられます。
2015/8/3 自分が住む土地の絶滅危惧種は何があるかな!
最近は「生物多様性」「種の保存」などの言葉をよく耳にしますが、どんな絶滅
危惧種があるのか少し調べてみました。
例えば、茨城県の常磐線勝田駅から向かう「国営ひたち海浜公園」はネモフィラなど
の一面のお花畑を鑑賞できる公園、ロックフェスの公園というイメージで、長い期間
軍用地だったなんて知りませんでした。
そのため、まだまだ手つかずの自然も残っていて、「オオウメガサソウ」という高さ
10cm程の花の南限地とされているそうです。
写真を見るとかわいらしい花で、普段は立入禁止になっている「ひたちなか自然の森・
植物保護区」では、毎年6月頃の特別公開の期間、ガイドと一緒に入って花を見る
ことができるそうです。
ただ、「オオウメガサソウ」が生息するのに必要なアカマツ林で松枯れが一部見られる
とのこと。人が立ち入って踏みつけられたり、持ち去られることから守るだけでなく、
アカマツ林を健全に維持することが、この花を守る事にも繋がる・・・
これぞ生物多様性ですね。
→国営ひたち海浜公園 ホームページへ(http://hitachikaihin.jp)
2015/7/10 活動支援サイトにフロン排出抑制法「簡易点検表」サンプルを掲載!
今年2015年4月から、フロン回収破壊法がフロン排出抑制法となり、新たに
「第一種特定製品への点検及びその記録」が義務付けられました。
多くの事業所ではエアコンプレッサー(空調機含む)やスポットクーラーなど3ヶ月
毎の簡易点検が必要となり、点検表作成についてのお問合せが増えております。
そこで、サンプルとして点検表事例を2枚アップしましたので、参考にしてください。
2015/6/10 環境影響評価「チェックリスト法」手順事例を支援サイトに掲載しました!
主にステップ2で活動中の皆様は、環境影響評価時に「チェックリスト法」をお使い
かと思います。ただ、活動を継続していく中で、著しい環境影響項目として特定される
項目と、実際に目標設定が必要と感じられる項目が「合っていない!」と感じる場合も
多々あるのではないでしょうか。
3月に、プラスの活動基準点を加えた「取組み状況チェックリスト」を掲載しましたが
今回はチェックリスト法全体の流れを追える形での、手順事例を掲載しました。
お持ちの構築の手引きと比較確認していただき、それぞれの組織にとって有効・適正な
環境影響評価を実行していただけますよう、参考資料としてください。
>> 活動支援サイトはこちら
2015/6/10 オレンジリングは「認知症サポーター」の証(あかし)って、知ってました?
ピンクリボン・ピンクリングは、乳がんの早期発見や知識の啓発活動で有名ですが、
私はオレンジリングをいただくことが出来ました。
認知症サポーターキャラバンの講座に参加して、本当に基礎知識だけですが、認知症に
ついての勉強をしてきました。
最初「認知症」という病名があるのかと思っていましたが、そうではなく、いろいろな
原因で脳細胞が死んでいくことで、様々な障害や支障が起こる状態のことでした。
アルツハイマー病(約50%)、レビー小体認知症(約15%)、脳血管性認知症:脳梗塞
や脳出血など(約15%)、その他ヤコブ病やAIDS、アルコール中毒など(約20%)。
親・配偶者、もしかして自分も?なんて心配になっている方もいらっしゃるのでは。
町中で道がわからなかったり、スーパーで困っていたり、認知症が原因の様子の方に
優しく接するためにも、基礎知識って大切だな、と改めて認識できました。
環境にはあまり関係ありませんが、50・60才以上が大多数を占めるKES審査員や、
定年年齢の延長、老人人口が増加するこれからを考えると、他人事とは思えません。
物忘れの多くなっている私も、何とか脳を活性化させて、これからもKES登録組織の
皆様のお役に立ちたいと考えている次第です。 (審査員からの投稿)
<厚生労働省 認知症サポーターキャラバン で検索できます>
2015/4/6 「フロン回収破壊法」改正→「フロン排出抑制法」!
法改正により「フロン排出抑制法」がこの4月1日より施行されました →資料こちら
特定機器類の点検を義務付けることにより、フロン類の大気排出を改善・抑制する
改正となっています。
フロン類を使用している第一種特定製品
①簡易点検=全ての機器 :3月に1回以上
★故障等発見した場合は専門点検実施(業者へ依頼)
②定期点検
50kW以上のエアコンディショナー :1年に1回以上
7.5~50kWのエアコンディショナー :3年に1回以上
7.5以上の冷蔵・冷凍機器 :1年に1回以上
①②ともに記録が必要です。
「参考」頁やKES環境機構HPから、点検表等を入手することができます。
↓
【環境改善目標への展開例】
↓
点検が必要な機器を調査・一覧表作成
点検表や頻度、担当者等手順を決める
試行運用
手順内容を見直して手順を確定
本運用
(翌年から1~2年、定尺のため確実な点検実行の確認)
フロン排出抑制法の概要はこちら
2015/3/3 KES規格改訂と制度改正の説明会が開かれます!
(公財)日立地区産業支援センター主催にて4月16日(木)に日立市で、
(株)ひたちなかテクノセンター主催にて 4月23日(木)にひたちなか市で、
2時間の予定で、KES規格6版と制度改正についての説明会が開かれます。
両センターからそれぞれの会員事業所宛にご案内があるかと思いますが、説明には
KES関東の者が伺うことになりました。
また、同時に無料相談も受付ますので、運用についてなど質問がありましたら、是非
ご参加いただけますようご検討ください。
当日マニュアルサンプルの変更箇所などの資料を、参加された皆様にお渡しいたします。
東京地区での説明会開催は、ヨコハマみらい環境機構(Y-KES)主催のリフレッシュ
セミナーが3月11日に開催され、その時に規格改訂についての概要説明があるかと
思いますので、必要があれば夏以降にKES関東主催での開催を計画しております。
2015/3/3 当ホームページに「活動支援サイト」を作りました!
第一弾として、最新版の「構築の手引き」から、チェックリスト法による環境影響評価の
「活動取組み状況チェックリスト」のエクセル表を掲載しました。
但し、これもあくまでサンプルです。
KES登録後活動が数年以上経っている組織用に、KES環境機構サンプルの4つの基準に
「◎」=5点 を追加して5つの基準としてあります。
皆様の組織に合わせた項目・基準を使って、有効な環境影響評価が実施できますよう
この表をお使いください。
2015/2/1 KES規格改訂と制度改正のお知らせ!
1.KES規格を改訂し「6版」としました:適用は2015年1月1日から
「改訂の概要」
①取組課題の拡大
「環境宣言」のコミットメントに、従来の「汚染の予防」に加え「環境保護」を追加
しました。
②環境パフォーマンスの重視
KESでは、スタート当初から「環境パフォーマンス」を重視した取り組みを推奨して
きましたが、この改訂で「中長期目標(原則3年)」の設定を可能とし、時間的にも
余裕を持って効果の大きい取組みができるようにします。
2.KES制度の改正:適用は2015年4月以降の審査組織から
審査登録有効期限を、従来の「1年」から「3年」更新制へ制度改正を行います。
3.規格改訂に伴う今後の対応
①KES関東(KES環境機構)
既に登録済みの組織の皆様には、1月以降の審査時に、担当審査員を通して改訂された
規格6版と各ステップのマニュアルサンプルを無料でお渡しします。
内容につきましてはこの審査時に概要をご説明しますが、詳細(変更箇所がわかる資料
のお渡しなど)説明につきましては2月中を目標に現在準備を進めております。
今しばらくお待ちください。
②環境パートナーの皆様
今年1~12月に審査を受けられた事業所は、次回2016年の審査は新規格での受審と
なります。
このうち、2015年1~3月に受審される事業所は、次年度版へマニュアルを改訂する
時に、中長期目標を「3年」で設定すると、更新制度改正に活動年数を合わせることが
できます。
2015年4月以降に受審される事業所は、この段階で登録有効期限3年制が適用されます
ので、次年度版へマニュアルを改訂する時に、中長期目標を「2年」で設定すると、
更新制度改正に活動年数を合わせることができます。
4.制度改正に伴う今後の対応
①KES関東(KES環境機構)
既に登録済の事業所においては、登録証の発行が3年毎になりますが、更新・確認審査
共に、これまでの確認審査と審査時間・料金ともに変更ありません。
②環境パートナーの皆様
更新・確認審査申請(受審)のお知らせは、これまで通り登録日の約2か月前で変更は
ありません。
今まで毎回「確認審査」と呼んでた審査が、「更新審査」→「確認審査」→「確認審査」
→「更新審査」→「確認審査」・・・となります。
新しい「確認審査」は、登録日前後1ヵ月の間で審査を受けられます。
「更新審査」は、登録日の前1ヶ月の間で審査を受ける事になります。
2015/1/5 新年のご挨拶!
2015年も明けました。おめでとうございます。
昨年も大規模な地震、噴火、回復とは言えない景気動向、いろいろありました。
さて、今年はどのような一年になるのやら、少々不安はありますが、私たちは少しでも
明るく、楽しく、生活や仕事を継続したいと思います。
本年も、皆様のご支援となる活動ができますよう、KES関東も頑張りたいと考えており
ます。皆様からのご意見、ご要望をどしどし出していただけますよう、そして環境パート
ナーとして、皆様と一緒にEMS活動を推進していきたいと思いますので、宜しくお願い
申し上げます。
今年も「無料相談」「KES構築導入講座」「自己評価員養成研修」などを継続します。
電話、メールでのお問い合わせも随時受け付けておりますので、小さな疑問でも貯めずに
是非ご利用ください。
また、EMS導入でお悩みの企業様がございましたら、選択肢の一つとしてこのKESも
ご紹介いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
KES登録審査員も随時募集していますので、審査員に興味をお持ちの方も是非お問合せ
いただけますよう、こちらも宜しくお願い申し上げます。
KES関東は、本年も「進化するKES」として、KES環境機構とともに協働機関の役割、
登録組織皆様への継続的支援という責任を果たしてまいります。
(KES関東 代表・事務局長)
2014/12/5 KES規格等一部改訂及び見直し予定のご案内!
環境マネジメントシステムの構築による「持続可能な発展への貢献」を「最大化」する
ためには、「社会的責任(SR)」の要素を導入することが重要、との認識が広がって
います。そこでKESでは既に「KESステップ2SR」を発行しました。
また、「KESステップ2」の目標設定の手引きである「構築の手引き」にもISO26000
(SRのガイダンス)から、中核主題「環境」の内容を取り入れ、すでに改訂しています。
そこでKESでは、2015年のISO14001改訂内容も視野に入れ、来年1月に規格の
一部を改訂する予定となりました。
ご心配なく、大幅な改訂ではありません。
次の確認審査時に審査員からの説明もありますし、KES関東では説明会開催、あるいは
説明詳細の配付等も検討しております。
同時に、システムや規格書・マニュアルサンプル等の電子化による環境パートナーの
皆様の負担減になる見直しを、現在進めております。
ホームページの資料の販売などの部分を工事中としているのは、そのためです。
年明けには内容を確定してご案内できる予定ですので、それまで少々お時間をいただけ
ますよう、宜しくお願いいたします。
無料相談や電話・メールでのお問い合わせは、これまでと変わらず随時受け付けています
ので、いつでも当事務局へご連絡いただけますよう、宜しくお願いいたします。
2014/9/5 活用しきれていない「順守状況チェック表」!?!
規格では定期的(年1回以上)に自組織で適用を受ける法等に対し、順守できた事を
確認(評価)することになっています。
その確認のために「環境関連法及びその他の要求事項順守状況チェック表」を作成し
具体的に何をどう守り、何を確認すれば順守されたと言えるのかをチェックします。
この順守状況チェック表を、有効に活用できているでしょうか?
「法等の順守って、面倒だけどしかたなく」という思いを持っていませんか。
条文は確かに読んでも理解しにくく、とっつきにくいですが、適用を受ける法等を守る
ということは、自組織を守る!自分たちの健康を守る!ために大切なことなんです。
外部から「おたく何か作っているけど有害な薬品使っているのでは? とか
時々あなたの工場から匂いが出ている、何とかして」なんて言われても、何を使って
どのように管理できているのかを説明できれば濡れ衣?は晴らせます。
審査にお伺いした時に、この順守状況チェック表の項目が実際に確認すべき項目より
少なかったり、「適正」になっていても「何を証拠として確認したのか」が明確でなく
実際には順守されていない項目があったり、という事が時々見受けられます。
ステップ2登録組織では、自己評価用の適用法のチェックリストが作成されてない・
一部しかない場合(廃掃法はあるがリサイクル法類がない、等)もあったりします。
順守状況チェック表の評価項目を、より具体的に作り、いつの何を確認して適正と判断
したのかを明確にすれば、
①社員全員が適用法等を理解するための資料となる
②法等を順守・管理していることの記録(顧客、行政等への提示も可)となる
③自己評価時のチェックリストとして活用できる ことになります。
産業廃棄物管理票(マニフェスト)の交付状況報告できていますか?
今年施行された小型家電リサイクル法はキャッチしていますか?
廃棄物置場、有機溶剤使用場所など法的に必要な掲示物は掲示されていますか?
そんなこと言われても新しい法律や改正内容を把握しきれない!
↓
100%の把握はしきれていないかも知れませんが、私達KES審査員も法内容の確認や
新しい法等の勉強をしています(地方条例は地域で異なり少し難しいですが)。
事務局にお問合せください。あるいは確認審査時に審査員にご相談ください。
私達にもわからない事がたくさんありますが、可能な範囲で対応させていただきます。
そして、順守状況チェック表内容を充実させていきましょう。
2014/9/5 「構築の手引き」が改訂され、12版となります!
10月以降購入申し込みを受付いたします。主な改訂内容は以下となります。
① 簡易影響評価法、チェックリスト法などの手順がとびとびのページ掲載となって
いましたが、ページを順番に見れば手順を追えるようになりました。
② 来年のISO14001改訂を考慮し、環境マネジメントシステムの目的が、従来は
「汚染の予防」だけでしたが、次の4項目(SR中核課題:環境)としました。
a.汚染の予防
b.持続可能な資源の利用
c.気候変動の緩和及び気候変動への適応
d.環境保護、生物多様性、自然生息地の回復
これに伴い、チェックリストにcとdの項目を新規に追加しました。
2014/8/15 3.11から着実に立ち上がっています! その①
先月審査で訪れた福島県いわき市(泉駅下車)で頼もしいニュースに出会いました。
助成金などの助けを一部受け、壊れた社屋や工場を修復・復旧工事を進めながら
その仲間が集い協力して、除染車を開発したのです。
道路は除染しても雨が降ればまた濃度が高まり、何度も繰り返し除染する必要が
あります。そこで全長12m以下の、特殊車両許可の必要がなく、ソーラーパネルの搭載
によりエンジンを止めても排水などができ、排気ガスも環境配慮された、アイデアたっぷり、
心意気たっぷりの除染車ができあがりました。 私たちも一緒に「がんばっぺ!」
身体の中心から力が湧いてきませんか! 写真はこちらへ
2014/8/15 3.11から着実に立ち上がっています! その②
泉駅にはKES登録企業もあり何度も訪れたことはあるのですが、子供たちの教育に主眼を
置き、シーラカンスの研究でも有名な水族館「アクアマリンふくしま」へはまだ一度も行った
ことがなく、家を朝6時に出て泉駅9時6分着、路線バスと歩きでやや駆け足ではありまし
たが、見学してきました。
入口前に震災時のがれきと割れた大水槽の一部をモニュメントとして残しつつも、二重ドーム
のようなすばらしい建物が出迎えてくれました。
入館者が多く、屋外にある「磯体験」「釣りと調理体験」ができるビーチや、バックヤード
ツァーなどに多くの子供たちが参加していて、朝10時前から大盛り上がりの水族館でした。
3.11の壊滅的被害から立ち上がり、福島県沖合の「潮目」をテーマに、地元密着型の教育施設
が賑わっている様子を見て、またまた私たちも一緒に「がんばっぺ!」 と
身体の中心から力が湧いてきた! 一日でした。 写真はこちらへ
2014/8/3 「リフレッシュセミナー・東京会場」が無事終了しました!
9月3日は茨城会場での開催となります!
7月25日開催の「リフレッシュセミナー 東京会場」が、17組織からのお申込みを
受け、無事終了いたしました。
2008年に登録された、株式会社三田村印刷所様からは、これまでの活動事例を発表
していただきました。紙ごみ電気からの脱却、少ない人数での活動取組の着眼点・工夫
など実際にご苦労された事例紹介で、他の企業様にとってもヒントが閃く内容でした。
では、茨城会場へのお申し込みをお待ちしております。
|
「目標設定について」 |
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「事例発表 ㈱三田村印刷所様」 |
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「意見交換会」
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※画像をクリックすると大きい画像が表示されます。
2014/2/3 ステップ2のマニュアルサンプルが改訂(11版)されました!
昨年ステップ1のマニュアルサンプルが改訂されたのを受け、ステップ2のマニュアル
サンプルもこの1月で改訂となりました。
規格の変更はありませんが、よりわかりやすく、規格に沿った内容に改訂されました。
同時に文言等につきましても、一部見直されています。
改訂版にすぐ修正する必要はありませんし、規格変更ではありませんのでこれまでの
マニュアルで確認審査を受けることができますが、改訂内容をご確認の上、次回の
マニュアル見直し時にご検討いただけますようお願い申し上げます。
なお、添付の説明書でわかりにくい場合には、確認審査時に審査員持参のサンプルを
一度ご確認ください。その上で、購入御希望の場合は事務局へお申込みいただければ
送付手配させていただきます。
KES関東事務局
2014/1/10 KES登録 環境パートナーの皆様へ!
新年 明けましておめでとうございます。
2014年も日本海側・北海道は大荒れ、関東などの太平洋側は晴天で明けました。
今年も、爆弾低気圧や気温40℃越えの夏など、油断のできない異常気象の年に
なりそうですが、身近な事からコツコツと!
KES活動を通して、より暮らしやすい環境(組織も職場も個人の生活も)を整えて
いきましょう。KES関東がお手伝いいたします。
また、環境管理責任者や活動担当者が交代された場合は、毎月開催の構築講座を
ご利用ください。
運用に関しての問題点、質問、疑問などは、是非無料相談・コンサルをご利用ください。
本年も宜しくお願い申し上げます。
KES関東事務局
2014/1/10 数値化・見える化はおもしろい!(我が家でも省エネできました)
いつもはズボラな我が家で、簡単ながら家計簿をつけ始めて4年経ちました。
普段は環境パートナーの皆様の活動を審査する立場ながら、家では明確な目標や計画書を
作成することはなく、少し気を付けながら不要なスイッチを切ったり、ごみの分別をしたり。
それでもデータが集まったので計算してみました。
電気使用量 2011年=2010年比 5.8%削減
(kWh) 2012年=2011年比 2.5%削減
2013年=2012年比 5.5%削減
最終的に2010年に比べ2013年の使用量は4年間で13.2%の削減でしたが、料金は5.2%増!
逆に見れば、ここまで削減できたから5%の支払増で済んだ、と言えます。
またこの数値の増減を月で見ると、寒かった時期の年毎の変動や生活の変動などが見えてきて、
活動の数値化とデータ分析は、気づきの第一歩となることが再確認できました。
出金を抑えれば、その分飲代に回せる・・・いえいえ、家計・環境に貢献できる! という事で
もう少し、無理せず頑張ってみようを思った年初めでした。
(KES関東 一審査員より)
2013/12/03 無料相談のお申し込みが増えています!
今年の9月4日のトピックスでもご案内していますが、武蔵小金井駅(中央線)
徒歩4分の事務局に加え、神田駅西口から徒歩2分の事務所でも、ご予約の上
無料相談対応ができるようになりました。
やはり交通の便が良いせいか、無料相談のお申し込みが少しずつ増えています。
1時間目安(回数制限はありません)ではありますが、マニュアルやファイル
を持ち込まれてのご相談に対応しておりますので、是非皆様には有効活用して
いただきたく、改めてご案内させていただきます。
KES登録組織であれば所属は問いません。同じ環境パートナーとして
特非)KES環境機構と同じ判断基準でアドバイスさせていただいます。
打合せ室は予約が必要ですので、日時に関しましてはお問い合わせ(お申込み)
時に調整させていただくこともございますので、宜しくお願いいたします。
2013/11/06 廃棄物はどこへ・・・・・・排出者として知ることも必要です!
「株式会社中村」は昨年登録された企業で、事業内容は、廃棄物の収集運搬・
中間処分に加えオフィス家具等のリサイクルです。
ここで環境管理責任者を担っている 櫻井ゆり子さんからのニュースです。
今年8月にデータセキュリティコンソーシアムの勉強会へ出席した際、使用済
HDDのレアアースリサイクルについての講演を聞きました。
当社ではパソコンの廃棄も受付けており、都市鉱山からの資源回収は仕事でも
ありますが、社会貢献にも繋がるとの認識でリサイクルに取り組んでいます。
そして当社だけでなく、基盤などからの金属類の回収は、ほぼ国内リサイクルか
海外へ出ても整った設備のある所で処理されていると思っていました。
でも、海外へ出た一部基盤類などが低所得者層の収入源になると同時に、鉛害の
健康被害を起こしていることを知りました。彼らは食事を作る鍋で金属を溶かし
売っているのです。
ナショナルジオグラフィック2008年8月号に写真が掲載されていますので、
興味のある方はご覧になってください。
さまざまな事業が海外へ出ていく中、この業種だからこそ思うことでもあるので
すが、リサイクルは近距離圏内、せめて国内で循環されることが理想です。
例え紙ごみだけにしても、廃棄物の出ない事業所はありません。
少なくとも、自社からどんな廃棄物が出て、どのように処理・処分されているのか、
最後まで見届けるのが、排出事業者としての義務なのかもしれません。
当社も取引先様に信頼をもっていただける企業としてそのお手伝いをしていきたいと、
改めて環境教育を活動目標に挙げ、社員のスキルアップと業務拡販を推進致します。
事務局から一言
投稿ありがとうございます。私たちは物造りをする一方でゴミを排出しています。
製品は誰にどのように使われているのかまでは楽しく推測できますし、ライフサイ
クルの考えも今は浸透してきています。でも出したゴミの行く末は、業者さん任せ
自治体任せの気持ちも大きいのではないでしょうか。
改めて、今使っている物たちが廃棄された場合の行き先を、勉強してみようと
意欲が湧いてきました。
外部から得た知識・情報を社内へ還元する姿勢も素晴らしいです。
今後も環境パートナーとして宜しくお願いいたします。
2013/08/02 「無料リフレッシュセミナー」へのご参加、ありがとうございました!
先日開催いたしましたリフレッシュセミナーへ多数のご参加、ありがとうございました。
茨城会場(7月18日)は10社22名、東京会場(7月19日)は13社16名においでいた
だきました。またアンケートでも多数のご意見を頂戴して、KES関東主催の初めてのセミナー
としては成功裏に終えることができたと感じております。
セミナーの内容ですが、井田理事より活動の流れの復習と目標設定の考え方や事例を基本に
戻った形で講義していただき、「復習になって理解を深める事ができた」「まだKESに取組ん
ではいないが流れが理解できた」「行き詰っていたがひらめきをもらった」など役に立った
とのご意見を多数いただくことができました。
津村専務理事によるKESステップ2SRについては、「少々難しい」「当社には時期尚早」
との辛口のご意見もありましたが、反面「KESも進化していることを知った」
「違う方向性・視野があることを知ってよかった」など、世の情勢を見定めて、今後求めら
れるであろう<企業の社会的責任>を新規格として策定したKESの挑戦へのご理解も充分
得ることができました。
また、今後もセミナーを開催してほしい、とのご意見を多数いただきました。
特に次の3項目についてのご要望が多く、中でも企業の活動事例につきましては計画書の
書き方も含め、かなり具体的な事例紹介を望まれる声が多く聞かれました。
★環境法全般の解説(一般公害防止法、化学物質管理、地方条例等):12名
★企業の事例発表+交流会 :9名
★世間の動向・情勢に関わること(生物多様性、エネルギー事情、温暖化等):7名
KES関東としては、セミナーを今後も開催する方向で今後の計画を立てて行きたいと考えて
おります(無料または可能な限りお安く!)。
セミナー開催の折にはこの場でも連絡をさせていただきますので、ぜひホームページの定期
的チェックを皆様には宜しくお願いいたします。
また、茨城会場では㈱ひたちなかテクノセンターのアドバイザーの皆様にご協力いただき、
ここで改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
2013/07/01 小型家電もリサイクルの時代になりました!
これまで多くが埋立てゴミになっていた小型家電製品を資源として有効に活用するため
平成25年4月に「小型家電リサイクル法」
正式名「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」が施行されました。
ラジオ、電子式ヘルスメーター、デジタルカメラ、炊飯器からドライヤーなどなど、あらゆる
小型電子機器が対象となります。
使用消費者への義務などはありませんが、リサイクル業者へ渡ってからの解体手法などが
変わってくるようです。
また排出者としては廃棄物ではなく、リサイクル品として扱うことができます。
【制度概要】
使用済小型電子機器等の再資源化事業を行おうとする者が再資源化事業計画を作成し、主務
大臣の認定を受けることで、廃棄物処理業の許可を不要とし、使用済小型家電電子機器等の
再資源化を促進する制度。
2013/05/02 KES関連活動の広がり!
茨城県日立市にあります、(公財)日立地区産業支援センターで、今年度から自己評価員養成
講座が開催されることになりました。
講師は同センターのアドバイザーで、KES主幹審査員としても活躍していただいている方で
対象は同センターへの登録企業となります。
茨城県はKES登録企業が多い地域でもありますので、㈱ひたちなかテクノセンターとの
協力体制も含め、KES関東として今後もできる限りの支援を継続していきます。
2013/03/18 KES登録企業が舞台となった映画が製作されました!
「ひたちシネマ製作サポートプロジェクト」による、日立市をロケ地とした映画4作目の
「桜並木の満開の下に」が、東京でも放映されます。
舞台は、登録番号「KES1-13-0023」の㈲木村製作所(プレス部品・金型製造)です。
工場内もしっかり撮影されており、見る人が見ればわかる! KESの登録証もばっちり映っています。
撮影時には、ご近所の方達にも工場見学をしていただき、地域とのコミュニケーションにも力を入れました。
お時間が合えば4月13日からテアトル新宿ほかで見ることができます。
この映画のパンフレットは下記リンクからご覧になれます。
「桜並木の満開の下に」パンフレット表紙
「桜並木の満開の下に」パンフレット裏面
舞台となった桜も見たい、という方は、4月1~21日に開催される「第51回 日立さくらまつり」へお越しください。
夜桜(平和通り、かみね公園、十王パノラマ公園)のライトアップもあるそうです。
さくらまつりの情報は、「日立さくらまつり」で検索してください。
2013/02/28 「生物多様性」の活動ってどんなことをすれば良いの?
取組み事例としては
①家や会社のベランダ・庭で、エコガーデンづくりをする
②エコガーデンが難しければ、緑のカーテンや数種類の草花で花壇をつくる
③工場で屋上緑化に取組む
↓
水をあげたり、種類によっては植える季節も異なるので、年間を通じて世話が必要
↓
環境改善目標にできそうですね!!
特に②の緑のカーテンや③はエネルギー削減にもつながりそうです。
そして、次のことがらを感じ取ってください
花が咲いたり丈が伸びることで季節を感じる。
花が咲けば蜂やミミズなどの虫も来て、いくつもの生物が一緒に生活していることを知り、感じる。
実った種が落ちて、あるいはまた次の年に蒔くことで、命のつながりを感じる。
つまり、動植物全て、いろんな生物が一緒に生きることができる環境は、人間にとっても生活しやすい環境です。
小難しく言えば、人間も生態系の中のほんの1種類の動物です。
豊かな環境を 知って! 見て! 感じて! 作って! みませんか。
参考資料:この春KES登録審査を予定している 「㈱地域環境計画」通称「ちいかん」さんからいただきました。
2013/01/30 「ステナイ生活」の情報です!
使わなかった年賀状や使用済みディズニーリゾートパスポート、使用済切手などなど、社会貢献として使える場所を見つけました。
「社会貢献」としての活動の一つになるかもしれません。
一度インターネットで調べてみませんか。
☆国際協力NGOシャブラニール☆ で検索してください。
2013/01/07 KES関東ホームページが新しくなりました!
環境パートナーの皆様、新年明けましておめでとうございます。
KES関東も発足して4年目を残すところ5か月となりました。
今後のKES関東の活動が、皆様にとってより身近でより便利になるように、第一弾としてホームページを新装開店いたしました。
昨年までの不定期な更新、少ない情報量を反省点として、環境パートナーの皆様と一緒に内容充実を図り、使いやすいホームページを目指します。
そこで、以下はお願いです。
①「登録事業所検索」の内容をご確認いただき、修正等がありましたらお知らせください。
②「登録事業所検索」から貴組織のホームページへ、お申し出があればリンクを貼りますのでアドレスをお知らせください。
③質問・疑問・相談・要望などなど、随時対応いたします。
「お問い合わせフォーム」を使って、どしどし送ってください。
原則、KES関東の登録組織はもちろん、KES登録組織であれば「環境パートナー」として対応させていただきます。
2012/12/28 台風のない島に台風がやってきた!(by 高橋主幹審査員)
諸事情あり、今月の21~27日の1週間、かなり急でしたが日本から飛行時間4時間のパラオ共和国に行ってきました(始めてパラオは共和国だと知ったのですが・・・)。
ガイドブックを探してもなかなか見つからず、ようやく1冊購入して出かけました。
とことん透明な海、1年が雨季と乾季だけの常夏の島、戦時中は日本軍に統治され日本食や日本語が残る親日の国、のイメージでした。
ところが、今年は43年振りに大型台風の直撃を受け、ヤシや台風を予測していないトタンで作られた村の家はなぎ倒され、基本自給自足の村民は大打撃。海の中も大荒れで、海中に眠っていたゼロ戦も行方不明。透明度もまだ戻らず、場所によっては20m以下で、突然現れるマンタにどっきりの状態でした。
以前は雨季と乾季もはっきり分かれていたようですが、今は乾季でも雨の日が数日続いたり、雨季なのに晴れ間が多く見られたり、と南の島も異常気象が続いていました。
日本から少し外に出ただけでも、地球規模で環境に大きな変化が起きていることが実感できた1週間でした。
☆皆様からの「環境問題、ちょっと気がつきました!」情報、是非送ってください。
2012/10/02 KES新規格の審査登録申込み開始
2012年2月にKESの新規格「ステップ2SR社会的責任)」と「ステップ2En(エネルギーマネジメント)」が発行されました。
その後一般募集に先駆けて、規格のドラフト版によりパイロット事業として5社が新規格に取組み、9月に審査を終了・合格し、参加各社に登録証が交付されました。
そこで、10月1日から、新規格の審査登録申込みを開始いたしました。
興味がある! チャレンジを検討! と思われましたら、KES関東事務局 又は KES事務局までお問い合わせください。 (KES環境機構ホームページより)